神田外国語大など7外大がW杯組織委と協定締結「大会通じて学生の育成に」

[ 2015年10月24日 05:30 ]

調印式を終えて記念撮影に収まる2019年ラグビーW杯の実行委員会代表と全国外大連合の代表

 神田外語大など国内の7外大で構成される全国外大連合と2019年ラグビーW杯日本大会組織委員会は23日、福島県天栄村のブリティッシュヒルズで、通訳ボランティアの派遣や大会運営に必要な人材育成などで相互に協力する協定を締結した。

 19年W杯を見据え、昨年10月に外大連合が組織委員会に協力を申し込み、この日行われた調印式には組織委員会の西阪昇事務総長代理(59)と上野裕一理事(53)に加え、東京外国語大、神田外語大、名古屋外国語大、京都外国語大、関西外国語大、神戸市外国語大、長崎外国語大の代表が出席。神田外語大の酒井邦弥学長(71)は「われわれにしかできないと思って組織委員会にお願いした。大会を通じて学生の育成などに務めていきたい」と話した。

 20年東京五輪・パラリンピックなどを控え、8月には学生らを対象に通訳ボランティア育成セミナーを実施。900人の募集があった。今後はセミナーなどを年数回開催し、4年後の日本開催での成功に向け準備を進めていく。

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