宇野昌磨 シニア初戦はSP4位発進 ジャンプ転倒も「悔いはない」

[ 2015年10月24日 13:00 ]

SP4位発進の宇野昌磨(AP)

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦、スケートアメリカ第1日は23日(日本時間24日)、米ミルウォーキーでショートプログラム(SP)が行われ、男子は昨季の世界ジュニア王者で、今季からシニアに本格参戦の宇野昌磨(愛知・中京大中京高)が出場。80・78点で4位だった。

 宇野は第2グループの2番目に登場。4回転ジャンプで転倒するなど、技術点は43・28点、演技構成点は38・50点。1点の減点があった。

 2年連続GPファイナル出場を目指す無良崇人(洋菓子のヒロタ)は技術点が振るわず、71・66点で10位だった。

 首位は86・67点を記録したマックス・アーロン(米国)。

 ▼宇野昌磨の話 ジャンプのミスはあったが、自分の演技はできた。4回転ジャンプは高く跳んだが、自分の軸の意識がどこにあるか、確認できなかった。最後まで全力で滑れた。ジャンプ以外はやりきったので、達成感はある。全力でやってあの結果だから、悔いは残らない。

 ▼無良崇人の話 慎重にやりすぎた。4回転ジャンプを失敗したことで、自分の勢いが上がってこなかった。攻める気持ちを欠いていたので、フリーではもう一回立て直したい。

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