岡本 事故の状況明かす それでもスノボは「価値がある」

[ 2015年2月21日 22:52 ]

 今月7日に撮影中の事故で腰椎など十数カ所を骨折し、下半身が動かない状態になったプロスノーボーダーの岡本圭司(33)が21日、自身のブログを更新。事故当時の状況を明かし、リスク管理して滑る重要性を説いた。

 岡本は当初「2月7日の撮影中に事故が起きて、道路に転落、第3腰椎の骨折をはじめ、十数ヵ所骨折しました」と報告していたが、このほど自身が所属するスノーボーダーチーム「HYWOD」の撮影だったと説明。さらに「上から滑ってきたときに、自分がラインを間違えて横にそれ、シェード(トンネル)の端から崖に転落し、道路に落ちて腰をぶつけたという感じです。結局はそんな山奥にシェードや道路があることを考えずに、ラインを確認せず滑った自分のせいです」と具体的な状況も明かした。

 「スノーボードは確かに危険と隣り合わせの遊びです。でもだからこその一瞬の煌めきや楽しさを追求せずにはいられない。それくらい価値があることだから」と危険がつきまとうスポーツであると同時に魅力があることを訴え、「ただ、怪我の確率を減らすことは出来ます。最大限リスクを想定して、日常では得られない経験をして下さい」とスノーボーダーへ呼びかけた。

 この日は岡本に33歳の誕生日。「33歳はさらに自分に挑戦する1年になりそうです。頑張るぞー!」と前向きなコメントで締めた。

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2015年2月21日のニュース