葛西 伊藤の銀メダルに大喜び「こんなに嬉し涙を出したのは1年振り」

[ 2015年2月21日 03:55 ]

表彰台で笑顔を見せる伊藤(AP)

 男子ジャンプの葛西紀明(42=土屋ホーム)が21日、世界選手権ジャンプ女子で銀メダルに輝いた伊藤有希(20=土屋ホーム)を祝福した。

 自身のブログで「やったーーー!銀メダル」の題名で「我チーム土屋の愛弟子が銀メダルを獲得しました!!現地で生で見てて、泣けるほど嬉しいっていうか泣きました 号泣。こんなに嬉し涙を出したのは1年振りだーーー!良かった!本当に良かった!!」と大喜び。

 1年前の2月17日、葛西はソチ五輪団体で銅メダルを獲得、うれし涙を流していた。その前に男子ラージヒルで自身が銀メダルを獲得した時には「涙は出なかった」と語っており、葛西にとっては日本男子、そして土屋ホームと“チームメート”のメダル獲得には、涙腺もゆるむようだ。

 葛西はブログで気を締め直し「これから予選です。トップ10に入っているので予選は免除だけど、怪我なく飛んで来ます」と、男子ノーマルヒルの予選に参加、93メートルを飛び世界選手権初の金メダルに向け21日(日本時間22日)の決勝に備えていた。

 予選に参加した日本選手では、竹内択(北野建設)が92メートルを飛び2位、伊東大貴(雪印メグミルク)が89・5メートルで6位、小林潤志郎(雪印メグミルク)が89メートルで11位と上位で21日午後4時半(日本時間22日午前0時半)開始の本戦に進んだ。

 ノルディックスキーの世界選手権は現地時間21日に男子ノーマルヒル、22日に男女混合団体、26日に男子ラージヒル決勝、28日に男子団体が予定されている。

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