日本相撲協会 定年退職後も70歳まで再雇用導入へ

[ 2014年10月23日 05:30 ]

 日本相撲協会は東京・両国国技館で評議員会を開き、希望する親方に限り65歳の定年退職後も70歳まで再雇用する制度案を協議し、「特に異論はない」と導入に賛成する意見でまとまった。

 早ければ大相撲九州場所中の11月16日に開く理事会で決定する。小西彦衛評議員(日本公認会計士協会監事)は「協会の運営上のことと考え、趣旨に異論ない。再雇用は評議員会の権限事項ではない」と、導入を同協会に一任すると説明した。同制度は協会の定款に記載されないといい、再雇用後の年寄名跡の取り扱いなどは「理事会などで詳細を煮詰めるだろう」と話した。また、学識経験者や財界人らで構成する運営審議会の廃止も承認した。

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2014年10月23日のニュース