松山パット不調19位のまま「何で入らないのかな、と」

[ 2014年9月15日 05:30 ]

第3ラウンド、17番で第3打がカップをかすめ、悔しがる松山

USPGAツアーツアー選手権第3日

(9月13日 米ジョージア州アトランタ イーストレイクGC=7307ヤード、パー70)
 フェデックス・ポイント・ランキングの上位29人が出場し初出場でランク28位の松山英樹(22=LEXUS)は2バーディー、3ボギーの71と伸ばせず通算3オーバーの213、前日と変わらず19位だった。67で回ったロリー・マキロイ(25=英国)がビリー・ホーシェル(27=米国)とともに通算9アンダーで首位に立った。

 カップ横を通過するボールを、松山はあきれ顔で見送っていた。29人による予選落ちのないプレーオフ最終戦。下位でのプレーは3日目も続いた。平均パットは1・943で28位とチャンスを決められずストレスがたまった。19位にとどまり、「何で入らないのかな、と。目線か、タッチとラインの読みが合っていないのか分からない。きょうぐらいいいストロークができて、きょうぐらい入らないと笑いが出ちゃう」と首を横に振った。

 パー3の6番はピンの上14メートルから1・5メートルショートして、3パットでボギーが先行。10番でも15メートルから2メートルオーバーし、再び3パットのボギーを叩いた。首位との差は12打。「優勝を目指して頑張ったけど、現実的には厳しい」と肩を落とした。

 ≪マキロイ首位並んだ≫今季メジャー2勝を含む3勝を挙げているマキロイは「ベストのプレーができない」と言いながら、2日目の65に続き67とスコアを伸ばして首位に並んだ。1イーグル、3バーディー、2ボギーに「首位に並んで最終日を迎えられるのは最高」と内容に満足げ。現在総合ランクは4位。今大会に勝てば総合優勝も手にし、1000万ドル(約10億7000万円)のボーナスを獲得する。「勝たなくても今季は素晴らしい一年。でも勝って花を添えたい」と意欲を見せた。

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2014年9月15日のニュース