橋本 隙突かれた、準々決勝で一本負け うなだれて「力不足」

[ 2014年8月27日 05:30 ]

柔道世界選手権女子52キロ級準々決勝 ロシアのナタリア・クジュティナに一本負けした橋本優貴

柔道世界選手権第2日

(8月26日 ロシア・チェリャビンスク)
 2大会連続出場となった女子52キロ級の橋本は、思わぬ落とし穴にはまった。準々決勝でクジュティナ(ロシア)の豪快な大腰で宙を舞い、一本負け。昨年大会で銅メダルを獲得後、得意の寝技ではなく、立ち技に「色気が出た」。だが、最後は「自分の柔道とは何か」を突き詰め、世界一と言われる寝技に回帰した。初戦から2戦連続寝技で一本を奪ったが、敗者復活戦ではその寝技の隙を突かれて一本負け。「自分ではできる準備をしてきた。力不足」とうなだれた。

 ▼日本女子・南條充寿監督 橋本に調子の悪さは感じなかったが、気持ちの部分がかみ合っていなかった。52キロ級は今後も横一線。(橋本が)いいところで勝ち切れていないのは事実なので。

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