敏京“近いうちに優勝”米ツアー自己最高4位で成長実感

[ 2014年8月12日 05:30 ]

USLPGAツアーマイヤー・クラシック最終日

(8月10日 米ミシガン州ベルモント ブライズフィールドCC=6414ヤード、パー71)
 5位から出た野村敏京=はるきょう=(21=フリー)は4バーディー、1ボギーの68で、通算10アンダーの274で米ツアー自己最高の4位に入った。69の上原彩子(30=モスフードサービス)は通算5アンダーの12位、72の有村智恵(26=日本ヒューレット・パッカード)は通算1オーバーの42位。69の李ミリム(23=韓国)が通算14アンダーの270で並んだ朴仁妃(26=韓国)とのプレーオフを制しツアー初優勝を飾った。

 飛距離のアドバンテージを生かした。野村は「私は飛ぶ選手。長いコースと相性がいい」という言葉通り、パー5の4ホールで3つのバーディーを奪ってスコアを伸ばした。「内容には満足していないが、全体的にゴルフが安定してきた」と成長を実感した。自己最高の4位に「初めてトップ5に入ってうれしい。今週は楽しかった」と喜びもひとしお。14日開幕のメジャー第4戦、全米女子プロ選手権(米ニューヨーク州モンローGC)を前に手応えをつかみ「今やっていることを続ければ近いうちに(優勝も)来るんじゃないですか」と力強かった。

 ▼12位・上原彩子 ボギーが少なかったのは進歩。4日間プレーして、自分のスキルが上がった感じがする。(今季自己最高位に納得顔)

 ▼42位・有村智恵 パッティングが全然決まってくれなかった。(2バーディー、3ボギーの72と伸ばせず)

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2014年8月12日のニュース