佳純「最後の一本まで諦めない」気迫のプレーで4強入り

[ 2014年6月22日 05:30 ]

準々決勝で懸命にボールを拾う石川

荻村杯ジャパン・オープン第4日

(6月21日 横浜文化体育館)
 女子シングルスで石川佳純(21=全農)が準決勝に進出。2回戦、準々決勝と2試合連続フルゲームの激戦を制した。左足小指の疲労骨折から復帰した福原愛(25=ANA)はシングルス準々決勝で敗退したが、若宮三紗子(24=日本生命)と組んだ女子ダブルスで決勝に進出した。

 苦境にも屈しない。2回戦、準々決勝と2試合連続でフルゲームの熱戦を制した石川は「よく粘れた。きょうは粘った自分を褒めたいと思います」と笑みを浮かべた。2回戦は第5ゲームで先にマッチポイントを握ったがモノにできず、最終第7ゲームも1―4と追い込まれたところから何とか逆転。準々決勝は2ゲーム連取しながら3ゲーム連続で落とし、第6ゲームも0―4と大ピンチに。だが「最後の一本まで諦めない」と気迫あふれるプレーで逆襲した。

 昨年のこの大会は第1シードだったが、まさかの1回戦敗退。「全力で一戦一戦頑張ります」とリベンジの初優勝へ闘志を高めていた。

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2014年6月22日のニュース