左手首痛の松山 フルスイングできなくても小技で“リカバリー”

[ 2014年3月6日 05:30 ]

キャデラック選手権の練習ラウンドで調整した松山英樹

 男子ゴルフの世界選手権シリーズ、キャデラック選手権は6日、米フロリダ州マイアミのトランプ・ナショナル・ドラル(7481ヤード、パー72)で開幕する。松山英樹(22=LEXUS)は4日、前週痛めた左手首の状態を気にしながら、9ホールを回って調整した。

 飛距離では一緒に回った昨季日本ツアー賞金ランク2位の金亨成(キム・ヒョンソン)に20ヤードほど後れを取る場面もあった。左手首はテーピングを施し「フルスイングできる状態にない」と万全ではない。そのため「アプローチやパットでやるしかない」とグリーン周りからのアプローチを繰り返し確認した。今季、パーオンできなかったホールでパーより良いスコアで上がる割合を表すスクランブル率は62・99%。昨季の56・29%を上回っている。進化した小技で難コースを攻略する。

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2014年3月6日のニュース