カーママ 2連勝 日本選手権初優勝へ好発進

[ 2014年3月4日 05:30 ]

 カーリングの日本選手権第1日は3日、長野・軽井沢アイスパークで1次リーグが始まり、女子はソチ五輪で日本の過去最高に並ぶ5位に入った北海道銀行が2連勝し、初優勝に向けて好発進した。

 チーム広島に19―1と大勝し、チームフジヤマには6―5で競り勝った。4連覇を狙う中部電力も、山田機械工業を6―4、TeamKARUIZAWAを10―5で退けて2戦2勝。男女とも9チームによる総当たりの1次リーグを行い、上位4チームが変則方式のプレーオフに進出する。

 ソチ五輪から帰国後、注目の大会初日。北海道銀行は第2戦で大苦戦したが、土壇場で五輪5位に入賞した底力を発揮した。

 5―5で迎えた最終第10エンドは不利な先行で、追い詰められた状況だった。スキップの小笠原が「みんなが粘って最後まで諦めないで投げてくれた」と言うように、好ショットでチームフジヤマに重圧をかけると、最後はミスを誘い、執念で1点をスチールして勝利をもぎ取った。

 小笠原は「他のチームは私たちを倒しに来ている。(2位だった)昨年以上の成績を残せれば」と初優勝に照準を定めた。

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2014年3月4日のニュース