41歳葛西は7大会連続 初出場アルベールビルから22年

[ 2014年1月8日 05:30 ]

W杯個人第12戦で5位に入った葛西

 ノルディックスキーのW杯ジャンプ男子は6日、オーストリアのビショフスホーフェンでジャンプ週間最終戦を兼ねた個人第12戦(HS140メートル、K点125メートル)が行われた。

 葛西紀明は5位に入り、4試合の合計得点で争うジャンプ週間総合も5位だった。五輪初出場の92年アルベールビル五輪から22年。今もトップ戦線で戦う葛西は「これだけの年数をかけて、メダルを狙えると言える調子に持ってこられた。こんなに充実したシーズンはない」と力を込めた。7度目の代表入りに「凄いですね」と言いながら「まあ8度目も目指しますけど」と現役にこだわる姿勢を見せた。

 大会は21歳の新鋭トーマス・ディートハルト(オーストリア)が今季2勝目を挙げ、ジャンプ週間総合も初制覇。伊東大貴(雪印メグミルク)は26位、竹内択(北野建設)は体調不良で欠場した。伊東と竹内は8日に帰国する。

 ◆葛西 紀明(かさい・のりあき)過去6度の五輪で94年団体2位。世界選手権でメダル通算6個。W杯15勝。北海道・東海大四高出、土屋ホーム。1メートル77、62キロ。41歳。北海道出身。

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2014年1月8日のニュース