7大会連続の葛西「まあ8度目も目指しますけど」

[ 2014年1月7日 17:55 ]

7度目の五輪代表に決まった葛西

 ノルディックスキー、ジャンプの日本代表が発表され、男子は41歳の葛西紀明(土屋ホーム)が1992年アルベールビル五輪から7大会連続で代表に入った。出場すれば冬季五輪で単独世界最多の出場回数となる。スキーの日本勢では、前回バンクーバー五輪でジャンプ男子代表の岡部孝信(雪印メグミルク)が記録した39歳の最年長代表を抜いた。

 初出場だった1992年アルベールビル五輪から22年。7度目の代表入りに大ベテランの葛西は「すごいですね」と感慨深そうに話しながら「まあ8度目も目指しますけど」と現役にこだわる姿勢をのぞかせた。

 94年リレハンメル大会団体で2位。98年長野大会はけがもあり、優勝した団体メンバーから外れた。あと一歩でつかみ損ねた五輪の金メダルを手にするために、世界で戦い続けている。

 今季W杯で史上最年長での表彰台となる3位に入り、年末年始のジャンプ週間でも日本勢トップの総合5位と実力を示した。「これだけの年数をかけて、自分の口からメダルを狙えると言える調子に持ってこられた。こんなに充実したシーズンはない」と自信を胸に大舞台へ向かう。

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2014年1月7日のニュース