康生監督“タフになれ!”選手に滝行のススメ

[ 2013年5月22日 06:00 ]

 滝に打たれて心を鍛えるべし!柔道の日本代表は21日、世界ランキング上位者で争うマスターズ大会(25~26日、ロシア)に向けて成田空港から出発した。

 開催地のチュメニは日本人にはなじみの薄いシベリア西部の街。男子代表の井上康生監督は「厳しい環境でもたくましくなる必要がある。それが予期せぬことへの適応力になる」と今大会に限らず精神的なタフさを選手に求めた。メンタルトレーニングの一環として井上監督が示したのが、自らが現役時代に行ったという滝行や座禅。「滝行は水で呼吸もできないし、気絶しそうなほど。でも達成感があった」と語り、「求める選手には紹介したい」と精神修養を勧めた。

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2013年5月22日のニュース