森田、左太腿痛で棄権　第２セットで大事取る「全仏までに万全に」

　テニスのイタリア国際は１６日、ローマで行われ、女子シングルス３回戦で世界ランキング４５位の森田あゆみ（キヤノン）は１月の全豪オープンで２連覇した第３シードのビクトリア・アザレンカ（ベラルーシ）と対戦し、１―６、０―２の第２セット途中で棄権した。左太腿に痛みを感じ、大事を取ったという。

　森田は２０日からのブリュッセル・オープンの出場を取りやめる意向で、２６日に開幕する四大大会の全仏オープンに備えて休養に充てるという。

　▼森田あゆみの話　アザレンカとの対戦は楽しみにしていたので、こういう（けがの）状態だったのが残念。全仏オープンのことを考えると、今は休んで自分の体を万全にするのが大事だと思う。（共同）