貴乃花親方「相撲道伝えたい」 自伝出版記念サイン会

[ 2012年12月20日 06:00 ]

書籍購入者と笑顔で手の大きさを比べる貴乃花親方

 貴乃花親方(元横綱、スポニチ本紙評論家)が19日、都内の書店で自伝「生きざま」と「一生懸命」(ともにポプラ社)の出版記念サイン会を行った。約100人が集まる盛況ぶりで、「年齢も40歳になって相撲道という伝統文化を伝えられたらいい、と人生観を含めた本を出したかった」と思いを説明した。

 「生きざま」では、現役時代の洗脳騒動の真相や寡黙で通した理由、実父の先代・二子山親方(元大関・貴ノ花、故人)の闘病生活のことなどを詳述。さらには、長男・優一くんとのほろりとさせられる話もつづられ、花田家三代の物語にもなっている。15日に発売され早くも重版となり2万3000部を発行する人気。また「一生懸命」についても「ぜひ子供たちに読んでもらって相撲を知ってもらいたい」と話していた。

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