ローズが優勝　コース記録更新のウェストウッド下す

安定したプレーで６６をマークして優勝したローズ

男子ゴルフ　トルコ航空ワールドゴルフファイナル最終日

（10月12日 トルコ・アンタルヤ市　アンタルヤゴルフクラブＰＧＡスルタンコース＝６９５４ヤード、パー７１）
　決勝が行われ、世界ランク５位のジャスティン・ローズ（３２＝英国）がボギーなしの５バーディーと安定したゴルフで６６をマーク。最後まで粘った同４位のリー・ウェストウッド（３９＝英国）を１打差で振り切り、トルコ初のゴルフビッグイベントを制した。大会は来年、欧州ツアーに格上げされる。

　ローズは１次リーグで出した６２のコースレコードを準決勝でウェストウッドに更新されたが、直接対決は１打差で制して“雪辱”を果たした。試合では終始、主導権を握り、スコア以上に余裕があった。１１番では右の林に入れたが、アプローチで寄せてパーを拾った。１５０万ドルの大金を手にし「何に使っていいのか分からない。でもゆっくり寝られるね」と笑いを誘った。大会は来年、欧州ツアーに格上げされるとあって「いい選手もたくさん出るだろうし、もちろん私もここに帰ってきます」と凱旋を約束して大勢のギャラリーから拍手を浴びていた。

　▼トルコ航空・ファールック上席副社長　来年は賞金総額を７００万ドルにして、欧州ツアーにします。日本からも多くのプロゴルファーに出場してもらいたい。若手で強いゴルファーがいると聞いていますよ。