稀勢の里が巡業合流…日馬に刺激「真剣に考えないと」

[ 2012年10月13日 17:44 ]

 大相撲の秋巡業は13日、さいたま市で行われ、左足首痛で休場していた大関稀勢の里が合流した。まだ万全ではなく土俵には上がらなかったが「痛みはだいぶいい。疲れが出た部分もある。(けがが)本場所じゃなかったのが救い。いい教訓です」と巻き返しを誓った。

 日馬富士の横綱昇進に刺激を受け、出直しを決意した直後の休場だった。巡業の顔となる日本人大関としての責任も痛感しており「いろいろな人に迷惑を掛けた。自分だけの問題じゃない。もっと真剣に考えないと」と反省しきりだった。

 富山県魚津市で行われる20日からは横綱、大関陣と稽古したい考えで「(休養して)相撲から離れるとやりたくなるもの。焦りもある」と意気込んだ。

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2012年10月13日のニュース