室伏帰国 きっぱり「違反まったくない」…ファンには笑顔も

[ 2012年8月15日 17:09 ]

ロンドンから帰国し、旅客からの声援に手を振って応える陸上男子ハンマー投げの室伏広治

 ロンドン五輪陸上男子ハンマー投げで銅メダルを獲得した室伏広治(ミズノ)が15日に帰国し、国際オリンピック委員会(IOC)選手委員の選挙活動に違反があったとして当選が無効となった問題で「違反はまったくない」との認識をあらためて示した。

 室伏は成田空港で「日本オリンピック委員会(JOC)とIOCでルールの解釈が違った」と説明。スポーツ仲裁裁判所(CAS)への提訴については「そういった大きなことになるとは思えない。JOCとIOCが話し合っている」との見解を述べた。

 到着ロビーでは居合わせた旅客から拍手がおこり、手を振って応えた。「皆さんのおかげでメダルを取れた」と笑顔を見せたが「1投目のファウルの危機管理ができなかったことが課題だった」と振り返った。

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2012年8月15日のニュース