錦織、初のウィンブルドン3回戦へ 松岡以来17年ぶり

[ 2012年6月29日 02:45 ]

男子シングルス2回戦でフローラン・セラから第2セットを奪い、ガッツポーズする錦織圭

 テニスのウィンブルドン選手権第4日は28日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで行われ、男子シングルス2回戦で第19シードの錦織圭(日清食品)が予選から勝ち上がったフローラン・セラ(フランス)を6―3、7―5、6―2で下し、初の3回戦進出を果たした。日本男子の3回戦進出は1995年に8強入りした松岡修造以来で17年ぶり。

 添田豪(空旅ドットコム)は第9シードのフアンマルティン・デルポトロ(アルゼンチン)と対戦し、2―6、3―6、6―1、4―6で敗れた。錦織とデルポトロが3回戦で当たる。

 女子シングルス2回戦で第1シードのマリア・シャラポワ(ロシア)はツベタナ・ピロンコバ(ブルガリア)に7―6、6―7、6―0で勝ち、4度優勝のセリーナ・ウィリアムズ(米国)とともに3回戦に進んだ。

 女子ダブルスの森田あゆみ(キヤノン)ソラナ・チルステア(ルーマニア)組は1回戦でストレート負けした。

 ▼錦織圭の話 相手は予選上がりで、僕が勝たないといけない立場だった。グランドスラム(四大大会)で上に行くためには、こういう選手に競らないで勝つのは必要なこと。率直にうれしい。

 ▼森田あゆみの話 最初の3ゲームでポイントをリードしながら、落としたのがもったいなかった。最低限のプレーはできたが、試合の途中から(腰の)痛みが出てきた。(共同)

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