入江 ライバルに逆転勝ち「タッチの差で勝てたことは良かった」 

[ 2012年6月16日 10:19 ]

男子100メートル背泳ぎ決勝 カミーユ・ラクール(上)を抑え優勝した入江陵介

競泳のセッテコリ国際第2日 

(6月15日 ローマ)
 五輪で金メダルを争う強敵に勝った。男子100メートル背泳ぎの入江はラクールに折り返しで0秒28遅れたが、終盤に猛然と追い上げ0秒06差で逆転。「一騎打ちになることは分かっていた。競り合いの中でタッチの差で勝てたことは良かった」と冷静に振り返った。

 タイムは4月の日本選手権より0秒80も遅く、満足した様子はない。だが、五輪本番前に52秒75の今季世界1位のタイムを持つラクールを破り「ここで勝てたことは、少しは良かった」と控えめに喜んだ。

 ▼入江陵介の話 自分のレースをしっかりしようと思った。ターンして(ラクールに)先行されるのは分かっていたが、後半落ち着いてレースができた。五輪を見据えたレースだったので、記録は遅いなりに(勝てて)良かった。(共同)

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2012年6月16日のニュース