穴井 故郷・大分で金メダル誓う「全身全霊で一本を取る柔道を」

[ 2012年6月9日 21:54 ]

 ロンドン五輪の柔道男子100キロ級代表の穴井隆将(天理大職)が9日、故郷の大分市で開かれた壮行会に出席し「ロンドンの地に乗り込み、金メダルを取る日が来た。全身全霊で一本を取る柔道を目指し、金メダルを獲得したい」と誓った。

 日本のエースと呼ばれる穴井は約350人の出席者の前で必勝宣言。9日には広島県東広島市での男子合宿を終えたばかりで「日々の苦しい稽古に耐え、順調にきている」と近況を報告した。

 5歳から通った大分県の秀鋭館道場の師範で、穴井が恩師と仰ぐ山中圏一氏は「正しく組んで、正しい姿勢で一本を取る尊い柔道を目指せと言ってきた。自信をもってやってほしい」と激励。親交のある大相撲の大関日馬富士からのメッセージも読み上げられた。

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2012年6月9日のニュース