日本3戦全敗も…添田、ロディック撃破で「自信」

[ 2012年5月26日 06:00 ]

アンディ・ロディック戦でリターンする添田豪

 男子テニスのワールドチーム杯は24日にドイツ・デュッセルドルフで1次リーグ最終戦が行われ、日本は米国に敗れて3戦全敗となり、グループ最下位で日程を終えた。シングルス第1戦で日本は伊藤竜馬(北日本物産)がライアン・ハリソンに2―6、6―7で敗れた。ダブルスでは伊藤、佐藤文平(フリー)組がハリソン、ジェームズ・ブレーク組に6―4、0―6で迎えた10点先取のマッチタイブレークで3―10となり、黒星が決まった。シングルス第2戦では添田豪(空旅ドットコム)が、元世界ランキング1位のアンディ・ロディックを7―5、7―6で破った。

 第1セットは互いにサービスゲームを譲らず5―5で迎えた第11ゲームで、添田がラインぎりぎりのショットを左右に決め、ロディックのサービスゲームをブレークした。いらいらしたロディックがラケットをコートに叩きつける場面もあった。第2セットの第5ゲームで再びブレークした後「勝ちを意識して、余計なプレッシャーをかけてしまった」そうで一度逆転された。しかし、ここから粘った。タイブレークから、最後は巧妙なネットプレーで決めた。「勝機はあると思って臨んだ。自信になります」と全仏オープンに向けて充実感をみなぎらせた。

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2012年5月26日のニュース