パナソニック完敗も手応え「力になった」

[ 2012年3月19日 06:00 ]

<サントリー・パナソニック>敗れたパナソニックフィフティーンはスタンドへのあいさつを終えガックリと引き上げる

ラグビー日本選手権決勝 パナソニック9-21サントリー

(3月18日 国立)
 9点ビハインドで迎えた後半20分すぎ、パナソニックは立て続けにPGを決め5点差に追い上げたが、すぐさまサントリーに痛恨のトライを許し万事休す。宿敵と今季3度目の対戦で初白星を狙ったが、ノートライの返り討ちに遭い、無冠に終わった。

 霜村主将は「ボールをプレッシャーとともに渡してしまった」と度重なるミスを悔やんだ。最大のミスは中嶋監督が「痛かった」と振り返る前半35分のプレー。小野沢にインターセプトされると、トライで9点差に突き放された。チームはSOブラウンが昨季限りで引退。日本代表FWのアイブスとホラニ副将がケガで離脱した中、途中まで接戦を演じた。完敗の試合の中でも同監督は「力になった」と収穫ありを強調。「来年は勝てるチームに」と雪辱を誓った。

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2012年3月19日のニュース