大関獲りの鶴竜 右肩痛悪化で白鵬との申し合い回避

[ 2012年3月8日 06:00 ]

 大相撲春場所(11日初日、大阪府立体育会館)で大関獲りがかかる関脇・鶴竜(26=井筒部屋)は7日、大阪市東成区の時津風部屋へ出向き、平幕・時天空らに14勝4敗と地力を示した。

 ただ、数日前から感じていた右肩の痛みが悪化。同じく出稽古に来ていた横綱・白鵬との申し合いは「場所が(始まるのは)近いし無理しても」と回避した。

 白鵬には初顔から20連敗と大の苦手にしていたが、今年初場所では休まず攻めて初勝利を挙げた。そのいいイメージを残したまま本場所に臨む。今場所13勝で昇進目安の33勝に到達するが「自分の相撲を取りたい」と無欲を強調した。

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2012年3月8日のニュース