石川遼 「左足下がり」素振りで悪いクセ矯正

[ 2012年2月7日 06:00 ]

<石川遼スキー合宿>フットサルトレで加藤キャディー(左)とボールを競り合う石川遼

 石川遼(20=パナソニック)が“アンバランス素振り”でバランスアップを目指す。新潟・湯沢町でスキー合宿中の石川は6日、午前にクロスカントリースキーを行い、午後はフットサルで汗を流した。

 「まだまだ腕の力に頼っちゃってるので、もっと下半身を意識していきたい。それはゴルフのスイングでも同じ」と20キロを滑って雪上で感じた課題を語った。現在は、スイング中に体が起き上がる悪いクセを矯正し、左の壁を意識する新スイングに着手。そのために取り組み始めたのが「左足下がり」の素振りだ。米国から帰国後、埼玉・松伏町にある自前の練習場では、平地ではなく、マウンドの上などあえて左足が低くなる場所を選んで素振りを集中的にこなしてきた。毎日300回の素振りに2~3時間。それに、スキーで培ったバランス感覚と頑丈な下半身を上乗せできれば、スイングの安定感はアップするはずだ。雪山にこもって実際に球を打つことはできなくとも「再渡米するまではショット練習は素振りでやっていこうと思ってる」と不安は見せなかった。

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