バレー部員にノロウイルス 66人症状訴えるも軽症

[ 2011年12月31日 19:12 ]

 香川県は31日、高松市や同県坂出市などのバレーボールの合同練習に参加していた男子高校生ら66人が発熱や下痢、嘔吐などの症状を訴え、うち4人からノロウイルスが検出されたと発表した。

 山口県の男子高校生1人が同県内の病院に入院したほか、香川県では県立坂出高校と県立坂出工業高校の生徒ら計14人に症状が出たが、全員軽症で快方に向かっている。

 県によると、症状を訴えたのは香川、愛媛、高知の四国3県や岡山、山口など計10県から練習に参加していた高校男子バレーボール部員らの一部。合同練習は香川県で毎年、交流のある高校が集まって自主的に行われており、今年は26日から29日まで、同県内9カ所の体育館に分散して約300人が練習試合をしていた。

 宿泊施設や食事は共通していないことから、香川県薬務感染症対策課は「食中毒の可能性は低い」としている。

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2011年12月31日のニュース