野口 9キロ付近で脱落…「乳酸がたまってしまった」

[ 2011年12月23日 15:47 ]

5位に終わりレース後、報道陣の質問に答える野口みずき

 陸上の山陽女子ロードは23日、岡山県のkankoスタジアム発着で行われ、ハーフマラソンは今夏の世界選手権マラソン5位の赤羽有紀子(ホクレン)が1時間9分16秒の大会新記録で初優勝した。ロンドン五輪代表を目指し、来年1月の大阪国際女子マラソンに挑むアテネ五輪金メダルの野口みずき(シスメックス)は1時間10分48秒で5位。スタート直後から先頭に立ったものの、9キロ付近で失速した。

 注目の野口みずきは振るわなかった。果敢にレースを引っ張ったのは中盤まで。9キロ付近で先頭集団から脱落した。「マラソントレーニングからか分からないが、乳酸がたまってしまった」と、米国で行っていた合宿の疲労を原因に挙げた。

 24日に再び米コロラド州ボールダーへ出発し、大阪国際女子マラソンの最終調整に入る。「合宿に向けていいスタートではないが、やるぞという気持ちになった」と自らに言い聞かせるように話した。

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2011年12月23日のニュース