杉本、田知本愛ら 世界無差別級選手権へ意欲

[ 2011年10月20日 18:26 ]

 柔道の世界無差別級選手権(29、30日・ロシア)に出場する女子の杉本美香(コマツ)ら3選手が20日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで練習を行い、8月の世界選手権78キロ超級で銅メダルに終わった杉本は「情けない試合だった。反省を踏まえ、いろいろなことを試したい」と意欲を示した。

 第一人者のトウ・ブン(中国)の出場は不透明だが、杉本は「自分の体に合ったスタイルの柔道に取り組んでいる。タフな気持ちでやっていくしかない」と気合十分だった。

 世界選手権では杉本との3位決定戦に敗れた田知本愛(ALSOK)は「今回は自分にとって大きい大会。内容にもこだわって優勝したい」と宣言。初代表の21歳、橋口ななみ(近大)は「勝つことで自分をアピールしたい」と力強く話した。

 出場予定だった石山麻弥(丸順)は右膝前十字靱帯損傷で欠場が決まった。

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2011年10月20日のニュース