東洋大 “新・山の神”柏原 1区で出遅れ

[ 2011年10月10日 13:24 ]

第23回出雲駅伝

(10月10日 島根・出雲大社~出雲ドーム)
 各大学のエースがひしめく1区で東洋大の主将、“新・山の神”の異名をとる、柏原竜二(4年)が21チーム中6位と出遅れた。前半、得意の上り坂でタイムが伸びず、平地に入ってもピッチがなかなか上がらなかった。トップの拓大のダンカン・モゼと柏原の差は33秒。

 福島県出身の柏原。東日本大震災では実家が福島第1原発から約50キロのところにあり、心配で「練習に身が入らなかった」と話していたが、学生三大駅伝の最初の大会で、エースがつまずき、三冠を狙う東洋大が思わぬ形のスタートとなった。

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2011年10月10日のニュース