琴奨菊2敗目…大関獲りに残り4日間で3勝必要

[ 2011年9月22日 06:00 ]

大相撲秋場所11日目

(9月21日 両国国技館)
 大関獲りの関脇・琴奨菊は栃煌山に痛い2敗目を喫した。

 左差しを許して相手の右おっつけで体が浮き、引いたところを押し出された。支度部屋に戻ると「うまくやられた。あ~クソ」と悔しさをあらわにした。昇進の目安となる3場所33勝には残り4日間で3勝が必要。中村審判長(元関脇・富士桜)は「一番大事なところで平幕に負けるのは痛いね。それも完敗だからなあ」と印象の悪さを指摘。本人は「一喜一憂してもダメ。気持ちをつくって頑張りたい」と表情を引き締めた。12日目は1敗の臥牙丸と対戦。相手は好調とはいえ、西11枚目に敗れれば昇進ムードは一気にしぼんでしまう。

続きを表示

2011年9月22日のニュース