今季自己ベストも…弱気なボルト「世界記録更新は不可能」

[ 2011年7月23日 08:56 ]

 陸上のダイヤモンドリーグ第10戦、モナコ国際は22日、モンテカルロで行われ、男子100メートルは世界記録保持者のウサイン・ボルト(ジャマイカ)が今季自己最高の9秒88で制した。自身が持つ9秒58の世界記録に遠く及ばなかったボルトは「とにかく勝ったことに満足している」と話したが、表情はさえず。課題の序盤でまた出遅れ、「問題は最初の40メートルだ。今季は世界記録を更新するのは不可能だ」と弱気な言葉も出た。

 男子棒高跳びの沢野大地(千葉陸協)は5メートル45で7位だった。優勝は5メートル90のルノー・ラビレニ(仏)。男子3000メートル障害は、ブリミンキプロプ・キプルト(ケニア)が世界記録に0秒01と迫る7分53秒64で勝利。同800メートルは世界記録保持者のデービッド・ルディシャ(ケニア)が1分42秒61で優勝した。(共同)

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2011年7月23日のニュース