藍 連続バーディーで笑み「最後にご褒美が来た」

[ 2011年7月10日 14:10 ]

第2ラウンド、18番でバーディーを決めガッツポーズする宮里藍

USLPGAツアー第66回全米女子オープン第3日

(7月9日 米コロラド州コロラドスプリングズ ブロードモアGCイーストC=7047ヤード、パー71)
 最終18番で7メートルのパットを沈めた宮里藍は、会心の笑みで喜びをあらわにした。5メートルを決めた17番から2連続バーディー。「途中いいパーセーブが四つ、五つあって、流れを切らさず、最後にそのご褒美が来た」と実感を込めて語った。

 アンダーパーは5人。「心が折れそう」と評した難コースでパーを拾い、最後に持ち味の辛抱強さを実らせた。「精神的にギリギリだったが、自分をコントロールして抑えられた」と納得顔。順延にも「流れでプレーを続けたかった気持ちはあるが、米ツアーでは起こり得ること」と冷静だ。

 悲願のメジャー優勝へ弾みをつけ、最終日の36ホールへ。「変わらず一打一打コントロールして積み上げていくだけ」と自信を漂わせた。(共同)

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2011年7月10日のニュース