劉翔 好調を維持 「世界選手権につなげる」

[ 2011年7月6日 11:47 ]

 陸上男子110メートル障害で2004年アテネ五輪金メダルの劉翔(中国)が、アジア選手権(神戸ユニバー記念競技場)の開幕を翌日に控えた6日、神戸市内で記者会見し「最大の目標である8月の世界選手権につながるレースをしたい」と抱負を語った。

 13日に28歳となる劉翔は08年北京五輪を右アキレスけんの故障で棄権した。その後に米国で手術を受け、昨年の広州アジア大会で3連覇を達成。復活を印象づけた。

 「非常にコンディションがいい」と話す今季は、スタート直後に踏み出す脚を右から左に変え、1台目のハードルまでの歩数を8歩から7歩に短縮した。「長い間、慣れていたので歩数変更は難しかった」と言うものの、13秒0台の好タイムを2度記録するなど好調を維持している。

続きを表示

2011年7月6日のニュース