生涯グランドスラム見えた!シャラポワ4年ぶり4強

[ 2011年6月2日 06:00 ]

4年ぶりに全仏4強進出を決めたシャラポワは歓喜

全仏オープンテニス第11日 女子シングルス

(6月1日 ローランギャロス)
 女子シングルス準々決勝で第7シードのマリア・シャラポワ(24=ロシア)が第15シードのアンドレア・ペトコビッチ(23=ドイツ)を2―0で下し、4年ぶり2度目の4強入りを果たした。第6シードの李娜(29=中国)もストレート勝ちし、中国勢初の準決勝進出。アジア勢女子の4強入りは95年の伊達(現クルム伊達)公子以来16年ぶり。シャラポワと李はともに初の決勝進出を懸けて対決する。

 かつて赤土が苦手で「クレーでは氷の上の牛」と評されたのシャラポワが、4年ぶりに4強に進出した。好天続きで赤土が硬くなり球足が速くなっているため、ハードコートが得意なシャラポワにプラスに働いた。

 1968年のオープン化以降では史上10人目となる生涯グランドスラムまであと2勝。「まだ次は準決勝。そこまでは考えていない」と言いながらも「(氷上の牛の表現も)もう気にしていない」と余裕の笑みだった。

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2011年6月2日のニュース