名古屋場所は通常開催を…運営審議会が申し入れ

[ 2011年5月10日 19:07 ]

 日本相撲協会の諮問機関、運営審議会(会長=安西邦夫・東京ガス特別顧問)は10日、東京・両国国技館で会合を開き、相撲協会に対して7月に予定されている名古屋場所を本場所として通常開催するよう申し入れた。

 安西会長によると、相撲協会の放駒理事長(元大関魁傑)は、八百長問題をすべて解決した上で、通常開催を目指す意向を示したという。

 会合では相撲協会側が、特別調査委員会による問題の調査が完全に終了しておらず、5月の夏場所の本場所興行を断念して技量審査場所としたことの説明もあった。

 会合は通常、取組終了後に場所を移して料亭で行われているが自粛。安西会長は「時節柄やめておこうと申し上げた」と話し、八百長問題や東日本大震災を考慮したことを明らかにした。

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2011年5月10日のニュース