男子SP 織田2位、高橋3位、小塚は6位

[ 2011年4月27日 21:29 ]

男子SPで演技する高橋大輔

フィギュアスケートの世界選手権第3日

(4月27日 モスクワ)
 フィギュアスケートの世界選手権第3日は27日、モスクワで行われ、男子で日本勢初の2連覇に挑む高橋大輔(関大大学院)や全日本選手権王者の小塚崇彦(トヨタ自動車)、織田信成(関大大学院)がショートプログラム(SP)に登場。

 最終滑走の織田は、4回転ジャンプの着氷が乱れたものの日本勢トップの81・81点で2位、26番目に登場の高橋は目立ったミスはなかったが、80・25点と伸びず3位。予選から出場し、23番目で日本勢トップの登場となった小塚は、冒頭の2連続3回転ジャンプに成功した後の3回転半の着氷で両手をつくミスもあり77・62点で6位だった。

 首位は93.02点と高得点をマークしたパトリック・チャン(カナダ)。高難度の4回転―3回転の連続ジャンプを決め、表現力を示す得点は全5項目で高評価の8点台。プルシェンコ(ロシア)の世界歴代最高得点を1・72点も塗り替える高得点だった。4位はアルトゥール・ガチンスキー(ロシア)で78・34点、5位はフローラン・アモディオ(フランス)で77・64点。

 ▼織田信成の話 4回転ジャンプで失敗して残念。大きなミスを二つしてしまったと思ったので、点数を見てびっくりした。(逆転優勝の)絶対条件はフリーでベストのパフォーマンスをすること。

 ▼高橋大輔の話 全体的には自分自身、伸び伸び滑ることができた。(チャンとの)点差を見たときにびっくりした。なかなか離れているなと思った。フリーではチャンのミスを待つしかないが、自分のベストを尽くす。

 ▼小塚崇彦の話 アクセルでミスをしてしまって、ちょっと悔しい。点数もあまり伸びなかった。緊張感が足りなかったかもしれない。フリーは練習通りやれば問題ない。

 ▼パトリック・チャンの話 とてもエキサイティングだ。緊張感もあったし、興奮もした。楽しんで練習通りにやろうと思った。フリーでも同じような演技がしたい。

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