遼、大きなフォローの“海外流アプローチ”試行

[ 2011年4月17日 06:00 ]

東建ホームメイト・カップ第3日

(4月16日 三重・東建多度カントリークラブ名古屋=7081ヤード、パー71)
 石川は2カ月間の米国遠征で学んだ「技」を、今大会で試している。小さいバックスイングから大きなフォローを出すアプローチが、それだ。

 「海外の選手はみんなフォローが大きい。ロブだと距離が合いにくいので、それより低く、スピンを利かせて止めるためです。砲台グリーンなんかで使いたい」

 3日目は6番と12番ので披露。12番では残り30ヤードから2・5メートルに付けてバーディーを奪った。同組で回った高山は「外国の選手がやるようなアプローチ。どんどん吸収しています」と、学習能力の高さに舌を巻いた。

 今大会はグリーン周りの練習に時間を多く割いている。コーチの父・勝美氏は今季のテーマを「1Wとアプローチ」としており、最大の武器の飛距離を磨く一方で、小技の精度アップを狙っている。

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2011年4月17日のニュース