原発事故不安…福島大・久保倉ら沖縄入り前倒し

[ 2011年3月18日 06:00 ]

 東日本大震災に伴う福島第1原発の事故で予断を許さない状況が続く中、福島大陸上部の川本和久監督は17日、同大を練習拠点にする北京五輪陸上女子400メートル障害代表の久保倉里美(新潟アルビレックス)ら4人が当初の予定を早めて16日に合宿先の沖縄に移動したと明らかにした。

 女子400メートル日本記録保持者の千葉麻美(ナチュリル)らを指導する川本監督は、同大陸上部の卒業生や学生を含めて全員の無事を確認したという。原発事故で県内から住民が避難する動きも出ている。「原子力に対する理解がない分、不安に思う選手もいる。学生は実家に帰した」と述べた。

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2011年3月18日のニュース