白鵬付け人・大和田の祖母といとこが震災犠牲に

[ 2011年3月18日 06:00 ]

大島部屋での出稽古を終え、引き揚げる白鵬

 横綱・白鵬の付け人の序二段・大和田(宮城野部屋)は17日、東日本大震災で連絡が取れなくなっていた岩手県陸前高田市の親族5人のうち、祖母といとこの遺体が見つかったことを明らかにした。

 残りの3人は無事という。大和田は「(大震災の)2日前に“頑張ってるか”と心配してくれていた」と沈痛な表情で話した。横綱からは「気を落とさず頑張れ」と声をかけられたという。大島部屋に出稽古した白鵬は「大和田くんはショックを受けている様子だが、頑張ってほしい」と気遣った。自宅ではテレビで震災関連のニュースにくぎ付けで「日本が一つになって頑張るしかない」と話した。

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2011年3月18日のニュース