“崖っぷち”の王子、地元で連敗脱出！

アイスホッケーアジアリーグ・プレーオフ準決勝

（3月1日 苫小牧市白鳥アリーナほか）
　ハルラに連敗して後のない王子は第２ピリオド５５秒に百目木のゴールで勝ち越すと、第３ピリオドにも百目木が追加点を挙げ３―２で初勝利。日本製紙は１―１の延長３分、久保の決勝ゴールで２勝目を挙げた。両カードとも第４戦は５日に行われる。

　王子が地元での３戦目で、ようやくリーグ１位の意地を見せた。３試合連続となる得点を決めたＦＷのリーダー百目木は「後のないゲームだったが、たくさんのファンのおかげで勝てた。必ず苫小牧に帰ってくる」と初勝利を素直に喜んだ。第４、５戦はハルラの本拠地・安養が舞台となるが、山中監督は「きょうと同じように強い気持ちで戦いたい」と連敗発進からの逆転進出を誓っていた。