真央は手応え「いいトリプルアクセル」

[ 2011年2月20日 18:15 ]

女子で2位になった浅田真央のフリー

四大陸選手権最終日 女子フリー

(台北)
 3月の世界選手権で2連覇を狙う浅田真央(中京大)はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を成功させたが、196・30点で2位にとどまった。しかし演技後、3回転半が認定されたことを知ると「やった!」とはしゃぎ、「世界選手権につながる、いいトリプルアクセルだった。出来は百点。気持ちもうまくコントロールできた。この感覚を忘れずに世界選手権に臨みたい。気を抜かずにいけば大丈夫」と表情は明るかった。

 本番を迎える直前、浅田は佐藤コーチに「SPでトリプルアクセルができなかった悔しさを晴らしてきます」と約束。フリーの演技構成も、この大会から大幅に変え、ジャンプの得点が1・1倍となる後半に、2回転半―3回転を入れた。この日は回転が足りなかったが「続けていけば自分のものになる」と、得点アップを狙う新技のめども立った。(共同)

続きを表示

この記事のフォト

2011年2月20日のニュース