燃え尽きたオチョア、闘志なく 意識は“新しい生活”へ

[ 2010年4月24日 09:03 ]

引退会見を行ったオチョア

オチョア“女王の座”奪った日に引退会見(ゴルフ)

オチョア涙の会見「No・1で引退したかった」 (ゴルフ)

寝耳に水…藍、オチョア電撃引退に「涙出そう」

オチョア引退会見 涙浮かべ「胸を張って去る」

 現役引退を表明したオチョアは、込み上げる涙をふきながら記者会見に臨んだ。(メキシコ市)
 ―なぜシーズンが終わるまで待たないのか。
 「アジアでの最初の二つのトーナメントで、自分がモチベーションを感じず、新しい生活を始めたいと思っていることに気付いた。このスポーツで成し遂げたいと思ったことをすべて成し遂げた。今が引退のための最良の時だ」
 ―将来、復帰する可能性は。
 「引退は女子プロゴルフ協会のプロとしてのもの。ゴルフをやめるということではない。世界のあちこちからエキシビションのための招待を受けている」
 ―私生活でまずやることは。
 「私生活は個人のもの。これまでもあまり打ち明けてこなかった。(貧しい子どもたちの)基金やゴルフアカデミーでの活動は続ける」
 ―2、3年前のような圧倒的な強さだったら引退決定はあったか。
 「トップになり、トップであり続けることが夢だった。結婚することもわたしの人生設計だと言ってきた。唯一の答えは、今が(引退の)時機だということだ」
 ―妊娠しているとの憶測があるが。
 「それは正しくない」(共同)

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2010年4月24日のニュース