玉ノ井親方、故郷でお別れ興行

[ 2009年8月8日 18:17 ]

 大相撲の往年の名力士で幕内優勝1回を誇る玉ノ井親方(元関脇栃東)が8日、故郷の福島県相馬市での夏巡業でお別れ興行を行った。

 玉ノ井親方は9月2日限りで日本相撲協会を定年退職する。今回の興行では横綱土俵入り後、紋付きはかま姿で土俵に立ち、「わたしのような、こんな幸せ者はおりません」などと感謝のスピーチ。満員となった約2600人の観客からは大きな拍手が送られ、部屋を継承する弟子で次男の栃東親方(元大関)も土俵のそばで目を細めていた。

続きを表示

2009年8月8日のニュース