元床山と追手風親方 話し合いのめど立たず

[ 2009年7月27日 20:45 ]

 大相撲の追手風親方(43)=元幕内大翔山=が3月の春場所中に、当時部屋所属でまげを結う床山(23)に暴力を振るった問題で同親方は27日、元床山との話し合いのめどが立っていないことを明らかにし、日本相撲協会の生活指導部特別委員会の友綱副委員長(元関脇魁輝)に現状を報告した。

 追手風親方は27日にも元床山の実家がある熊本県を訪れる予定だったが、本人と連絡が取れず実現しなかった。「都合がつかない。話し合いでお互いが納得するのが一番いいのだが」と話した。

 また元床山が部屋の力士に対して振るったとされる暴力行為について、被害を受けた力士の親族らに説明する意向を示し、「未成年の弟子もいる。親が知れば、訴えるという話になるかもしれない」と述べた。

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2009年7月27日のニュース