×

“ウリ坊”の両親は牛? ドイツ北部で不思議な光景

[ 2022年9月30日 08:48 ]

 ドイツ北部のホルツミンデン郡ブレフェルデで牛を飼育しているフリードリッヒ・シュタペルさんが3週間前から珍しい“養子”を受け入れている。

 それが「フリーダ」と命名された野生のイノシシの子ども、いわゆる“ウリ坊”で、シュタペルさんが飼育している2頭の牛に付き添ってまるで家族のような雰囲気。地元メディアの取材に応じ、AP通信社も報じたところによれば、シュタペルさんは「付近の川を渡る最中に親とはぐれて迷子になったのではないか」と見ている。

 「フリーダ」はそのとき目の前にいた牛を両親だと信じ切っている様子。シュタペルさんは「追い払ってしまうと、危害を加えられる可能性がある」としてそのままの状態にしており、寒い冬には母親代わりの牛の小屋に「フリーダ」を入れることにしている。

続きを表示

2022年9月30日のニュース