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ドイツ W杯カタール2022

ドイツ代表メンバー

背番 選手名 生年月日 所属
GK
1 マヌエル・ノイアー 1986/3/27 バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)
12 ケヴィン・トラップ 1990/7/8 フランクフルト(ドイツ)
22 マルク・アンドレ・テア・シュテーゲン 1992/4/30 バルセロナ(スペイン)
DF
16 ルーカス・クロスターマン 1996/6/3 ライプツィヒ(ドイツ)
3 ダヴィド・ラウム 1998/4/22 ライプツィヒ(ドイツ)
4 マティアス・ギンター 1994/1/19 フライブルク(ドイツ)
20 クリスティアン・ギュンター 1993/2/28 フライブルク(ドイツ)
23 ニコ・シュロッターベック 1999/12/1 ドルトムント(ドイツ)
15 ニクラス・ジューレ 1995/9/3 ドルトムント(ドイツ)
25 アルメル・ベラ・コチャプ 2001/12/11 サウサンプトン(イングランド)
5 ティロ・ケーラー 1996/9/21 ウェストハム(イングランド)
2 アントニオ・リュディガー 1993/3/3 レアル・マドリード(スペイン)
MF
18 ヨナス・ホフマン 1992/7/14 ボルシアMG(ドイツ)
17 ユリアン・ブラント 1996/5/2 ドルトムント(ドイツ)
11 マリオ・ゲッツェ 1992/6/3 フランクフルト(ドイツ)
14 ジャマル・ムシアラ 2003/2/26 バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)
6 ヨシュア・キミッヒ 1995/2/8 バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)
8 レオン・ゴレツカ 1995/2/6 バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)
19 レロイ・サネ 1996/1/11 バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)
10 セルジュ・ニャブリ 1995/7/14 バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)
13 トーマス・ミュラー 1989/9/13 バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)
21 イルカイ・ギュンドアン 1990/10/24 マンチェスター・シティー(イングランド)
FW
7 カイ・ハバーツ 1999/6/11 チェルシー(イングランド)
24 カリム・アデイェミ 2002/1/18 ドルトムント(ドイツ)
26 ユスファ・ムココ 2004/11/20 ドルトムント(ドイツ)
9 ニクラス・フュルクルク 1993/2/9 ブレーメン(ドイツ)

◆は追加招集

ドイツ 18大会連続20度目出場 5度目の優勝へ


Photo by 時事

 ドイツはワールドカップ(W杯)で4度の優勝を誇る。欧州勢ではイタリアと並んで最多で、世界でも上にはブラジル(5度)しかいない。出場回数ではブラジルに続いて2チーム目となる20度目の節目に到達。出場しなかった1950年ブラジル大会の後は、1次リーグ最下位だった2018年ロシア大会を除き、全ての大会で1次リーグを突破している。

 21世紀のW杯5大会のうち、18年以外の4大会で準決勝に進出。これは他のどのチームよりも多い数字だ。今大会の出場が決まったのは21年10月11日で、開催国のカタール以外では最初の出場権獲得だった。欧州予選は10試合で9勝を挙げ、39ゴールのイングランドに次ぐ36ゴール(プレーオフを除く)をマークした。

 FWトーマス・ミュラーは10年南アフリカ大会で初出場して以来、16試合で10ゴール6アシストをマークしている。歴代のドイツ選手でより多くのゴールを決めたのは、ミロスラフ・クローゼ(16)、ゲルト・ミュラー(14)、ユルゲン・クリンスマン(11)の3人だけ。66年イングランド大会以降、アシスト数で上回るのはピエール・リトバルスキー(7)しかいない。

 ハンジ・フリック監督にとっては、代表監督として初めて迎える大規模な大会となる。初挑戦で優勝を勝ち取ったのは、80年欧州選手権で西ドイツを指揮したユップ・デアバル氏が最後となっている。(スタッツ・パフォーム時事)*データ等はスタッツ・パフォーム調べ



フリック体制 バイエルン中心で攻守に隙の少ない陣容

 欧州予選では9勝1敗で危なげなくJ組を勝ち抜き、開催国を除けば一番乗りで本大会出場を決めた。国内リーグ戦10連覇を遂げたバイエルン・ミュンヘンで主力のGKマヌエル・ノイアー、MFレオン・ゴレツカ、MFヨシュア・キミヒ、FWトーマス・ミュラーらが軸。攻守に隙の少ない陣容で、熟成された連係面も大きな強みとなっている。

 連覇が懸かった2018年ロシア大会では、初戦のメキシコ戦でつまずき1勝2敗で1次リーグ敗退。今大会は雪辱を期す舞台となる。昨年には06年から長期政権を築いていたレーウ前監督が退任し、フリック体制で新たな船出となった。それまでバイエルン・ミュンヘンを率いていた指揮官の下、戦術が浸透した教え子らが5度目の優勝を狙う。(時事)