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ソシエダ久保が右太腿裏の違和感で交代 監督は「心配がないことを願う」

[ 2024年4月1日 07:11 ]

スペイン1部   レアル・ソシエダード1―0アラベス ( 2024年3月31日    スペイン・ビトリア )

久保建英(AP)
Photo By AP

 サッカーの日本代表でスペイン1部レアル・ソシエダードに所属するMF久保建英(22)が敵地で行われたアラベス戦で0―0の前半44分に右太腿裏に違和感を訴えて交代した。

 定位置の右ウイングで先発し、厳しいマークに遭いながらも奮闘していたが、雨やひょうに降られる厳しい天候の中で前半42分にボールタッチや相手との接触がない状況でプレーをストップ。ピッチに寝転がって相手選手や医療スタッフが右脚を伸ばす措置や右太腿裏を気遣う仕草を見せ、そのまま同44分に交代した。

 自ら歩いてピッチを去ったため重傷ではないとみられるが、アルグアシル監督は「もっと痛みを感じる前に交代を求めたので心配がないことを願っている。しかし、様子を見なければならない」と語った。

 久保は3月9日のグラナダ戦でベンチ入りしながら太腿裏の違和感や疲労蓄積などで起用が見送られるなどコンディション不良があった。同15日のカディス戦では先発復帰して勝利に貢献したが、日本代表では同21日のW杯アジア2次予選・北朝鮮戦は出番なし。チームは久保の交代後に勝ち越し、バスク州ダービーに競り勝ってリーグ戦3連勝としたが、終盤戦で6位から上位進出を目指す中で今後に懸念を残した。スペイン国王杯決勝が6日に行われるため、次節のアルメリア戦が行われるのは2週間後の14日と試合間隔が開くことは救いと言えそうだ。

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