3部ザールブリュッケンがドイツ杯4強　板倉フル出場のボルシアMGを撃破

ドイツ杯準々決勝   ザールブリュッケン2―1ボルシアMG （ 2024年3月12日    ドイツ・ザールブリュッケン ）

競り合うブリュンカー（左）と板倉（AP）
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　3部ザールブリュッケンがボルシアMGとのドイツ杯準々決勝を2―1で制して4強入りを決めた。

　格上を相手に開始8分に先制を許したが、3分後に一瞬の隙を突いて追いついた。その後はボール保持率で26・9―73・1％、シュート数で10―21本と圧倒されながら体を張った守備で相手の猛攻をしのぎ、後半アディショナルタイムにFWブリュックナーがカウンターから決勝点を挙げた。

　ボルシアMGの日本代表DF板倉滉（27）はフル出場。1―1に追いつかれた場面では相手のパスを弾いたが、こぼれ球を拾った対面の相手にシュートを決められた。

　ザールブリュッケンは2回戦でBミュンヘン、3回戦でEフランクフルトを撃破した勢いを保って4強入り。4月3日の準決勝では2部カイザースラウテルンと対戦する。準決勝の残る1試合はリーグ首位のレーバークーゼンが日本代表MF田中碧が所属する2部デュッセルドルフと顔を合わせる。