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日本代表・中村敬斗 デビュー7戦7発へ準備OK 南野別メニューで24日インドネシア戦久保とタッグも

[ 2024年1月22日 05:10 ]

<サッカー日本代表練習>練習に汗を流す中村(撮影・西海健太郎)
Photo By スポニチ

 アジア杯で3大会ぶり5度目の優勝を目指す日本代表は24日、1次リーグ第3戦でインドネシアと対戦する。21日はドーハ市内で調整した。A代表デビューから出場6戦6発のMF中村敬斗(23=スタッド・ランス)は先発復帰の準備が整った。イラクに「悲劇」の再現となる敗戦を喫してから2日、練習前には緊急ミーティングも実施され、再出発を図った。

 中村がスタンバイを完了させた。17日にチームメートと接触。イラク戦はベンチで見守ったが、この日は軽快に練習メニューをこなした。昨年3月のA代表デビュー以来、怒とうの出場6戦6発と快進撃はとどまることを知らない。「悲劇」に沈むチームの救世主として期待される。

 ドーハ入り後も好調をキープ。初戦ベトナム戦では2―2から決勝ゴールを決め、勝利をもたらした。復帰濃厚なインドネシア戦でデビューから7戦7発となれば、59年の二宮寛の7戦8発以来、65年ぶりの快挙。6試合連続ゴールとなれば、85年の木村和司と並ぶ出場試合連続得点の最多タイ記録とまさに記録ずくめ。重たい空気を変えるには、これ以上の起爆剤はない。

 この日、イラク戦に左MFで先発した南野が別メニュー調整となった。関係者は「コンディション調整のための室内練習」と説明したが、インドネシア戦に万全の状態で臨むことは難しい状況。より中村への期待は高まり、2列目で久保と並ぶ今大会初の起用法も考えられる。

 中村は「彼も僕の特長を分かっていると思うし、僕も彼の特長を分かっている」と目を輝かせた。

 悲劇の地を再び歓喜に変えるため、中村がホワイトブロンドの髪をなびかせる。

 ▽日本の決勝T進出条件 日本は○か△で2位突破、●なら勝ち点3で3位。各組3位は6チーム中4チームが突破するため、他組の結果次第となる。

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